2歳時はことごとく牝馬に重賞勝ちをさらわれ、どうなることかと思われた今年の牡馬クラシック路線だが、朝日杯FSとラジオNIKKEI杯2歳S、年が明けてもきさらぎ賞と共同通信杯、そして各種トライアルの勝ち馬が順調に出走し、なんとか皐月賞としての形を成してきた。
しかしながら、きさらぎ賞と共同通信杯の勝ち馬がトライアルに出走せず、上位人気馬はほとんど未対戦のまま本番を迎えた感が強い。今回上位人気馬同士の対戦を2回経験しているのは(1)ワンアンドオンリーぐらいのものだ。
こうした迷い、難しさは予想ソフトの印にも表れており、(2)イスラボニータ、(1)ワンアンドオンリー、(17)トゥザワールド、(7)トーセンスターダムなどの人気各馬がほとんど横一線で並ぶことになった。
どこから入るにしても人気どころなのが歯がゆいところだが、最終的な総合首位は『カツラギ』の本命、予想勝率21%の(16)アジアエクスプレス。2番手10%(2)イスラボニータ、3番手9%(3)クラリティシチーとの差が決め手となったか。皐月賞は(16)から(2)(1)(7)(11)(3)に流す結論となる。
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