(1)ゴールドシップ始動の阪神大賞典。単勝1.1倍で快勝した前年とはちがう立場での出走となる同馬だが、それでも1番人気は確実。今年の阪神大賞典は、この馬の今後を見極めるための一戦となりそうだ。
このレースは過去20年で1番人気が10勝。馬券対象にならなかった1番人気は、過去20年で2009年オウケンブルースリの1頭だけ。しかしそれでも、予想ソフトは(1)ゴールドシップ大幅軽視の姿勢を貫いてきた。
『ダビジェネ』と『C−Lex』はそれぞれ(2)バンデと(9)ヒットザターゲットを筆頭に推奨し、『カツラギ』も(6)サトノノブレスの予想勝率を37%と提示。(1)ゴールドシップは『カツラギ』が16%で2番手に挙げているものの、それ以外は△もつかず軒並み無印。もはや完全に終わった馬とでも言いたげな扱いだ。
さすがにこれほどの低評価には驚かされたのだが、穴系ソフトの多くが(1)ゴールドシップの名前を挙げている辺りにも哀愁がただよう。もちろん穴馬としての妙味はない。阪神大賞典は(1)ゴールドシップ完全無視、(6)サトノノブレスから(2)(9)(7)(5)(4)に流してみたい。
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