かつては年間7レース施行ほどされていた世代限定のスプリント重賞も、このファルコンSが距離延長されてからは函館、小倉2歳Sの年間2レースだけに。近年、2歳スプリンターはいやおうなしに距離対応を求められるレース体系になってしまった。
それでも一縷の望みをたくし、このファルコンSにはスプリンターが大挙出走。しかし1400mになってから過去2年の勝ち馬は、どちらもスプリントに出走した経験さえない馬だった。
わずか200mの差ではあるが、どちらの年もスプリント出走経験のある1番人気馬は4着以下に敗れている。そして、それを見越してか今年は(6)(13)(9)などスプリント出走経験のない馬たちが人気上位を賑わすことになりそうだ。
予想ソフトの見解もおおむねその辺り。意外といえば、唯一の重賞勝ち馬(9)カラダレジェンドがほとんど無印になっている点だけ。『カツラギ』は予想勝率18%で(6)サトノルパンを筆頭に推奨し、『ダビジェネ』『C−Lex』は(13)タガノグランパ。(14)ショウナンアチーヴも総合5位に沈み、ファルコンSは(13)から(6)(8)(10)(5)(17)での勝負となる。
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