97年キングヘイローや98年アドマイヤコジーン、01年アドマイヤマックスなど、かつては勝ち馬がG1級スプリンターに育っていた東京スポーツ杯2歳Sだが、近年は08年ナカヤマフェスタや09年ローズキングダムなど本格派の台頭。そして一昨年はディープブリランテがダービーを制し、近年はクラシックへ向けての重要な一戦と変貌しつつある。
このレースは新馬戦を勝った直後の1戦1勝馬が過去10年で6勝。これは同時期の2歳重賞の中でも特異な傾向で、その傾向ゆえか1戦1勝馬が人気の中心となることも多い。今年は(5)ラングレーや(9)サトノアラジンがそれに当てはまるか。
しかしながら予想ソフトが行うのは、未来予測ではなく過去実績の比較。馬の成長度を予測するわけではない。そういった意味では1戦1勝馬にスポットが当たるはずもなく、『ダビジェネ』や『C−Lex』は(12)ハイアーレート、(1)イスラボニータといったキャリア3戦馬を推奨してきた。
さらに『カツラギ』はキャリア4戦の(7)ワンアンドオンリーを筆頭に支持。予想勝率28%、東京スポーツ杯2歳Sは(7)から(1)(12)(4)(2)(11)の結論となる。
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