阪神JFの前哨戦として、昨年新設された重賞のアルテミスS。このレースは“2年間の競走実績”を有していないため、当面はグレードなしの重賞という扱いになる。このまま何事もなければ、来年からはG3なりG2なりのグレードが付くはずだ。
昨年はこのレースを勝ったコレクターアイテムが、阪神JFで1番人気に推されながら4着に敗退。しかし2着のアユサンが半年後に桜花賞を制し、後のG1戦線に繋がるレースとしての権威を示した。当然、今年もそれに続く素質馬が集まることになる。
出走メンバーをざっと見渡したところ、重賞での連対実績を持つ馬は2頭。函館2歳S勝ちの(11)クリスマスと、札幌2歳S2着の(2)マイネグレヴィル。実績を重視する予想ソフトは、この両頭を高く評価することになる。
両頭ともに50%近くのシェアで一騎打ちともいえる印の付き方なのだが、総合では『C−Lex』本命(11)クリスマスをおさえて『カツラギ』『ダビジェネ』推奨の(2)マイネグレヴィル。予想勝率は24%対31%、アルテミスSは(2)から(11)(4)(16)(6)(10)の結論となる。
→記事説明書 →過去の記事
|