6月に始まった2歳戦も佳境に入り、この時期になると翌年クラシックを睨んだメンバーが重賞に続々と登場。デイリー杯2歳S、今年の注目馬は1戦1勝のディープインパクト産駒、(7)アトムだろうか。
しかしながら2歳秋〜3歳の重賞において、前走新馬勝ちの1番人気馬、その成績は決してかんばしいものではない。該当馬8戦5勝の東京スポーツ杯を除けば、ロジユニヴァースやレーヴディソールなど、期待に応えられた馬はごくわずか。それだけにそれをクリアできるようなら即G1級とも考えられるのだが。
そういった点、予想ソフトは実績のない期待馬の評価はシビア。予想ソフトは未来への期待度ではなく過去実績の比較を軸として予想を行っているからだ。(7)アトムは△の印もまばらで総合9番手。持ち時計の比較なら、こんなものだろう。
逆にスピードと実績、ともに申し分ないのが『カツラギ』『C−Lex』本命の(6)ホウライアキコ。予想勝率44%の同馬が、他を圧倒する高評価。『ダビジェネ』は(1)アグネスドリームを推すも遠く及ばず、デイリー杯2歳Sは(6)から(1)(5)(11)(10)(3)に流す結論となる
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