金鯱賞と入れ替わる形で、昨年から6月開催の芝2000m戦となった鳴尾記念。このレースの歴史を見てみると、ほぼ5〜10年ごとに施行条件が一新されており、位置づけの定まらないレースという印象だ。これほど施行条件がコロコロと変わるレースも珍しい。
現在は宝塚記念へ向けてのステップという位置づけになった別定G3だが、今年はハンデ戦さながらの上位拮抗。外枠を中心に、混戦となりそうな気配がある。
そして予想ソフトがさし示すのは、更なる混迷。『カツラギ』は予想勝率28%で(7)ダノンバラードを筆頭に推奨し、『ダビジェネ』は(10)トウケイヘイロー。そして『C−Lex』は予想される位置取りを最大限に評価して(1)モズに◎を打ってきた。
(15)ダイワファルコンや(16)エアソミュールを高く評価するソフトはほとんど見当たらず、外枠からは(14)パッションダンスが辛うじて総合4番手に食いこむ程度。穴系ソフトの推奨は(4)スマートギア、(12)メイショウウズシオと(13)テイエムアンコールで、鳴尾記念は(7)ダノンバラードから(10)(1)(4)(12)(13)に流す結論になる。
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