現在では芝3600mのステイヤーズSに次ぐ、JRA2番目の長距離平地重賞となっている3400mダイヤモンドS。日本最長距離ステークスという芝4000mのレースが最後に行われたのが今から38年前。頭数がそろわないこと、超スローペースの凡戦が続いたことという廃止理由に、今さらながら驚かされる。
長距離レースが抱える問題は、その当時から変わっていなかったのだ。ただ近年の長距離重賞は、どのレースも平均で13〜14の頭数をそろえられており、このダイヤモンドSもフルゲートの16頭立て。ある程度のレベル維持はできていると考えるべきだろうか。
予想ソフトがここで強く推奨するのは3年前の天皇賞勝ち馬(6)ジャガーメイル。なるほど実績を見ればたしかにこれが図抜けているが、これが出走馬中最高齢の9歳馬。しかし前走香港G1で小差2着しており、予想ソフトが海外成績を考慮できないことを合わせて考えれば、『ダビジェネ』『C−Lex』本命の、この馬が図抜けた存在に。『カツラギ』首位の(5)フォゲッタブルよりも、(6)から(5)(16)(12)(3)(11)に流してみたい。
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