05年ディープインパクト以来、6年ぶり史上7頭目の三冠馬を目指す(14)オルフェーヴル。その三冠達成確率は如何ほどなのか、そこに焦点が集まる第72回菊花賞となった。
まず的中率ナンバー1、予想ソフト『カツラギ』は(14)オルフェーヴルに対して17%という予想勝率を提示してきた。これは2番手15%(5)フェイトフルウォーや3番手14%(8)ベルシャザールを退けての最上位評価なのだが、05年菊花賞で予想勝率31%と評価されていたディープインパクトに比べると物足りなくも見える。
同じく近年三冠を賭けて菊花賞に臨んだ03年3着ネオユニヴァースは18%、06年4着メイショウサムソンが12%だったことからもギリギリであることが推測できる。(14)オルフェーヴル自身も、20%のダービー、46%を記録した神戸新聞杯から数値を落としての出走だ。
しかし『カツラギ』がそうであるように、数値は低くとも(14)オルフェーヴルを2番手以下に落とす予想ソフトはほとんど無い。『C−Lex』が(1)トーセンラーを立てて抵抗を試みるも、印の差は歴然。予想ソフトの結論、菊花賞は(14)から(1)(5)(12)(6)(15)での勝負となる。
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