菊花賞を好走した3歳馬が人気を集めることになりやすい鳴尾記念。しかしこのレース、菊花賞組3歳は人気が着順を上回ることさえほとんど無い。過去10年このレースを勝った3歳馬は、前走マイルCSと天皇賞で古馬を相手に戦った2頭だった。
今年の注目は(10)ヒルノダムールだろう。『カツラギ』は同馬を予想勝率25%の首位とし、それに続くのが17%(6)リルダヴァルと13%(3)アドマイヤメジャー。3歳馬優勢ではあるが、(11)ルーラーシップは9%の5番手にとどまっている。
しかし総合でそれら3歳馬を上回る評価を得たのが『C−Lex』本命、7歳馬の(12)アクシオン。なるほど前年同レースの勝ち馬、2走前の札幌記念でも(10)ヒルノダムールに先着し、菊花賞と天皇賞のレース内容を考えれば同馬が(10)ヒルノダムール劣ると結論付けるのは早計ということか。
(10)ヒルノダムールは札幌記念時より成長しているかも知れないが、斤量差は1kg縮まる。(10)ヒルノダムールが菊花賞で期待通りのパフォーマンスが発揮できなかった現状なら、ここは(12)アクシオンを推奨。鳴尾記念は(12)から(10)(6)(3)(8)(5)へ。
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