桜花賞に向け、2歳女王の(16)アパパネが始動。前年末の阪神JFからチューリップ賞、桜花賞と続く同コースの3レースは、ウオッカやブエナビスタも通った名牝の王道路線である。
問題は、(16)アパパネがそれら2頭に比肩する素材であるかどうかという点。3年前のチューリップ賞、ウオッカのレース前予想勝率は40%、前年ブエナビスタは26%だった。そして今回(16)アパパネの『カツラギ』予想勝率は24%。
惜しくも名牝2頭には及ばなかったものの、それでも2番手19%の(10)ベストクルーズを押さえての首位。もちろん、『カツラギ』のみならず『ダビジェネ』『C−Lex』も問題なくこの馬に◎を打っている。
同コースのG1を好時計で勝っているのだから、予想ソフトがこれを嫌う根拠を探すほうが難しい。予想ソフトが主に行っているのは未来予想ではなく、過去実績の厳密な比較だからだ。
問題は2番手争いだが、これも大半のソフトは阪神JF3着の(10)ベストクルーズで一致して、これも致し方のないところ。あとは穴系ソフトの着眼点に期待し、チューリップ賞は(16)から(10)(4)(9)(11)(13)へ流す結論となる。
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