この時期は、素質馬と実績馬が五分に対峙することになる3歳重賞レース。第50回となる今年のきさらぎ賞は、どうやら実績馬よりも素質馬、良血馬のほうが人気的に優勢となるようだ。
しかし、予想ソフトが実績に劣る素質馬や良血馬を高く評価することはあまり多くない。つまりは新馬戦の勝ちっぷりなどに対する評価が人間よりもシビアだということだろう。
今回人気を集めそうな(11)レーヴドリアンにしても、予想勝率12%の3番手どまり。(4)インペリアルマーチに至っては3%、総合7番手ということになってしまった。低評価を予想してはいたのだが、それにしても予想以上の低評価。
そうなると『カツラギ』が高く評価するのはやはり(7)ダイワバーバリアンと(3)シャインの2頭で、前者が予想勝率34%、後者も予想勝率20%。『ダビジェネ』や『C−Lex』といった辺りも問題なくこれらを推奨しており、実績を基準にすれば当然の形か。
予想ソフトが行うのは将来性を予測することではなく、あくまでも現在値の比較。きさらぎ賞は馬連(3)(7)が大本線、その2頭から(10)と(6)へ流した計5点で勝負。
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