京都メーンの第44回シンザン記念は、その大半が1勝馬。しかも1200m以上の距離で2勝を挙げているのは(7)シャインだけという小粒なメンバー構成だ。ここはキャリアが少なく、底を見せていない(2)ピサノユリシーズの躍進が期待されるところか。
しかし予想ソフトは、その(2)ピサノユリシーズに見向きもしない。予想ソフトが行なっているのは自由な発想からの未来予想ではなく、過去実績をもとにした確率計算なのだ。それはまず積み重ねてきた勝ち鞍の実績であり、次に持ちタイムを基準としたスピードの比較かと思われる。
そうなると、今回のシンザン記念のように実績馬がいない場合、やはり短距離でのスピードが占める割合が大きくなる。『カツラギ』は予想勝率16%で(9)キョウエイアシュラに◎を打ち、『C−Lex』は同15%の(15)エーシンホワイティを推奨。この2頭が他を寄せ付けない評価を得ることになる。
総合1位は、重賞2着の実績もある(9)キョウエイアシュラで、(2)ピサノユリシーズは総合7番手。シンザン記念は(9)から(15)(10)(7)(5)(11)へ流す結論となる。
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