翌年のクラシック戦線を占うという意味でも重要な一戦となる、東京スポーツ杯の2歳ステークス。ここは(17)サンディエゴシチーを中心とする3戦3勝や2戦2勝の馬が人気の中心かと思いきや、むしろ大物候補と期待される(14)ローズキングダムや(11)レッドバリオスのほうが人気を集めそうな気配になっている。
競馬予想ソフトの本質は、夢を描いた未来予想図ではなく、過去分析を基準とした能力比較。そういった意味では、この場面で新馬を勝ったばかりの1戦1勝馬に◎が付くことはまずあり得ない。余程傑出した勝ち方を見せているなら話も変わってくるのだが、少なくとも今回の(1)(11)(14)に関してはまったく無視というスタンスだ。
予想ソフトが高く評価したのは、やはり重賞、札幌2歳S組。次いでオープン特別・いちょうSの2頭。その両レースで好走した(2)アーバンウィナーが予想勝率20%で『カツラギ』首位の評価を受けたのだが、それでも総合で(17)サンディエゴシチーを上回るまでには至らなかった。東京スポーツ杯2歳Sは札幌2歳S組中心、(17)から(2)(16)(8)(12)(4)へ。
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