いよいよ7つ目のG1制覇に王手をかけた名馬(7)ウオッカ。もはや名牝の域を超えて歴史的名馬に名を連ねるべきスーパーホースだ。しかし東京巧者を超えて東京専用とまで揶揄される同馬だが、東京コースは10戦5勝。5勝すべてがG1ではあるものの、半分は取りこぼしているという事実は心にとどめておくべきか。
天皇賞、予想ソフトの評価は『カツラギ』『ダビジェネ』をはじめ、約7割が本命(7)ウオッカで一致した。その予想勝率も34%の堂々たるものだが、実は今春ヴィクトリアマイルと安田記念はどちらも60%を超えるハイアベレージだった。
ヴィクトリアマイルほど楽なレースにはならないかも知れない。安田記念ほど衝撃的な勝ち方は見せられないかもしれない。しかしそれでも、予想ソフトの最終結論は本命(7)ウオッカだ。
もうひとつ気になったのは、(7)ウオッカの穴馬指数がかなり上昇している点。前走の毎日王冠を敗れ、ここで人気を落としているなら絶好の狙い目ということにもなる。毎日王冠のオッズが単勝1.3倍、今回の(7)ウオッカを人気落ちと見るか否か。天皇賞は(7)から(13)(14)(6)(2)(4)への結論となる。
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