夏祭りのような賑わいをみせる札幌記念、このレースの話題の中心は、何といっても(11)ブエナビスタの参戦だろう。昨年末から規格外のレースを続け、3歳牝馬に敵なし、ここも“勝って当然”と言わんばかりの圧倒的支持を集めることになった。
しかし、予想ソフトの評価はまったくの逆。唯一『カツラギ』が(11)ブエナビスタを予想勝率16%の2番手に挙げているものの、それ以外のソフトはほとんど無印にも近い状態。総合では、何と7番手の馬としか考えられていないのだ。
『カツラギ』の首位評価は予想勝率39%の(14)マツリダゴッホであり、『C−Lex』本命の(1)シェーンヴァルトと『ダビジェネ』推奨(13)ミヤビランベリが並ぶ形で三強を形成。人気馬の中では(11)ブエナビスタだけが大きく取り残された形になっている。
たしかに(11)ブエナビスタは予想ソフトに評価されにくい馬ではある。阪神JFと桜花賞では◎を取り逃し、過去最高の予想勝率も28%止まり。速い持ち時計もなく、3歳牝馬のタイトルも古馬に混じればG3級の数値。札幌記念は(14)から(13)(1)(3)(15)(2)へ流してみたい。
→記事説明書 →過去の記事
|