一番人気はG2連勝の(17)アサクサキングスに落ち着きそうなものの、それでも混戦ムードの拭えない、JRAプレミアム・天皇賞。人気各馬もそれぞれがセールスポイントと不安点をあわせ持ち、着眼点によって予想の質が大きく変わってくるレースと言えるだろう。
まず『カツラギ』の本命を見てみると、重賞最多の5勝を挙げている(12)ドリームジャーニー。前走ダービー馬撃破もセールスポイントだが、神戸新聞杯では菊花賞制覇直前のアサクサキングスをも差し切っている。
しかしその予想勝率は15%にとどまり、磐石の態勢とまでは言えないか。直後には14%で(4)アルナスラインがピタリと付け、さらに10%(2)マイネルキッツが3番手。人気順とは、また違ったところでの混戦模様を呈している。
しかしそんな中、(15)モンテクリスエスに自信の◎を打ってきたのが『C−Lex』。一見、前走のG2で頭打ちにも見える成績だが、指数的には上昇一途。武豊騎手騎乗のこの馬に重い印を打つソフトは存外に多く、総合ではこの馬が堂々の首位。天皇賞は(15)から(12)(4)(2)(5)(14)へ流す結論となる。
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