東京メーンの武蔵野Sは、(11)ユビキタスを中心とした3歳馬が人気の中心か。それとも二年半にも及ぶ長期休養から復帰した、かつてのダート最強馬(1)カネヒキリか。同馬がダートで比肩する存在なしと讃えられたのは、今では古豪の風格漂うメイショウサムソンがデビューした頃の話。そう言われれば遠い昔の事のように感じるかもしれない。
しかし名馬はよみがえる。各予想ソフトがどの程度長期休養明けを考慮しているのかは分からないが、『カツラギ』『C−Lex』を中心に、半数以上が(1)カネヒキリを筆頭に推奨しているのだ。ひと言でいえば“格が違う”。
『カツラギ』は同馬の予想勝率に39%の高率を与え、2番手10%の(2)トーセンブライトや3番手9%(11)ユビキタスらを完全に押さえ込む。指数自体は3年前と変わらずとも、むしろ相手関係は大幅に楽になっているとの見解だろう。なぜなら、ここはG1ではない。
『Queen』推奨の穴馬にしても(9)ゼンノコーラルや(5)ベルーガといった高齢馬が目立ち、全体的に若駒軽視の傾向。武蔵野ステークスは(1)から(2)(11)(12)(9)(5)へ流す結論となる。
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