最強牝馬の再対決と、ダービー馬の参戦に燃える秋の天皇賞。今年前半までは現役最強の声も聞こえていた(7)ダイワスカーレットだが、同馬の休養中に一世代下の(2)ディープスカイが急上昇し、宿敵(14)ウオッカも鮮やかな復活。どの馬も敗れる姿が容易には想像できない、ここまで楽しみな三強対決は数年に一度のものと思う。
しかし驚いたことに、予想ソフトはこれを三強対決とは考えていないようだ。予想勝率43%、『カツラギ』をはじめ、『ダビジェネ』『C−Lex』など、主要ソフトの意見はすべて本命(14)ウオッカで統一されていた。
『カツラギ』は(7)ダイワスカーレットを21%の2番手に評価するも、(2)ディープスカイに関しては予想勝率2%の9番手。3番手は5%(16)カンパニーで、上位2頭とそれ以外には天と地ほどの開きがある。
とは言え、その(7)ダイワスカーレットも他の予想ソフトにはまったく評価されず、総合順位にすると(7)ダイワスカーレットは6番手、(2)ディープスカイは9番手。三強どころか(14)ウオッカの独壇場、天皇賞は(14)から(9)(16)(5)(3)(11)への結論となる。
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