2歳重賞戦線も本格化を告げるデイリー杯2歳ステークス。前年このレースの1、2着馬であるキャプテントゥーレとタケミカヅチは、そのままの並びで皐月賞1、2着。今年もクラシック候補生と噂される馬が何頭かいるようだ。
しかしながら、そういった期待感よりも過去実績を重視するのが予想ソフトの基本スタイル。ここはオープン勝ち馬である(10)ホッコータキオンや(3)トップオブピーコイ、そして重賞5着馬である(2)ワンカラット辺りに厚い印が集中した。
予想ソフトが行なっているのは想像を基本とした未来予想ではなく、過去実績をもとにした勝率計算なのだ。いくら潜在能力の高さを噂されていても、実戦数値でそれを示していない馬が高く評価されることはない。そういった想像力のなさがコンピュータ予想の弱点であり、強みでもある。
『カツラギ』は予想勝率23%で(3)トップオブピーコイを筆頭推し、それを総合で上回ったのが『ダビジェネ』本命の19%(10)ホッコータキオン。あとはそれほど大差なしという評価で、デイリー杯2歳Sは(10)から(3)(5)(12)(9)(8)への5点流しを結論としてみたい。
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