牡牝マイル路線すべてを合わせても、重賞2勝馬がなかなか誕生しなかった今年のクラシック戦線。さらに驚くべきは、オープン2勝馬でさえも、マイネルチャールズとマルブツイースター、それに牝馬3頭の計5頭だけだということ。
そして牝馬3頭のうち2頭が人気薄で桜花賞2、4着。そういった面からも、世代唯一のオープン3勝馬(9)マイネルチャールズに対しての敬意は必要だろう。
ここまで書いたところで『カツラギ』の評価を見て驚いた。同馬は◎どころか○でも▲でもなく、予想勝率6%の10番手にしか位置づけられていなかったのだ。
指数詳細を見てみると、前走弥生賞が自身の最高パフォーマンス。しかしそのレベルを今回も続けるのは困難であり、しかも弥生賞レベルの走りを見せたとしても、ここでの勝ち負けは難しいという見解のようだ。王道を歩んでの3連勝馬がこの評価、さすがに絶句してしまった。
替わって1位、2位に支持されたのは13%(8)ダンツウィニングと11%(14)ノットアローンの若葉S組。(9)マイネルチャールズは総合でも首位を奪い返すことはできず、皐月賞は(8)から(9)(14)(18)(10)(12)へ流す結論となる。
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