年末年始重賞路線の好走が馬がそろった今年の東京新聞杯。同コースである東京マイルのG1勝ち馬も(2)コイウタと(3)ピンクカメオの2頭が出走し、G3としてはかなりハイレベルなメンバー構成かと思われる。
しかしそれだけに予想ソフトの評価も割れた。『カツラギ』は(16)サイレントプライドに◎を打つも、予想勝率の18%は17%(8)エイシンデピュティとほぼ同等。さらに(3)ピンクカメオや(7)ローレルゲレイロ、(5)カンパニーに(12)ハイアーゲームの4頭が11%で並び、容易に優劣はつけられない。
しかし、これらの中から僅かに抜け出たのは『C−Lex』本命推奨の(5)カンパニー。G1、G213戦1勝という成績の同馬だが、G3以下なら8戦5勝の高勝率。G1、G2以外で連対を外したのはデビュー2戦目に格上挑戦で望んだきさらぎ賞だけなのだ。
上級クラスでくすぶった後に、G3を圧勝というのがこの馬のパターン。大外から別次元の競馬を見せた昨年夏の関屋記念が思い出されるところだろう。東京新聞杯は差し脚勝負、(5)から(16)(10)(13)(4)(2)へ。
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