夏の上がり馬が、夏を休養に充てた実績馬を相手に腕試し。そういった様相の東西重賞、統計を取れば恐らく実績馬が有利なのだろうが、阪神競馬場、直線距離の長くなった今年からはその傾向も変わってくるかもしれない。朝日CCの1、2着馬は東西で注目される存在となりそうだ。
まず毎日王冠では、堂々のG1・4勝馬を振り切って『カツラギ』『C−Lex』の本命となった(3)ブライトトゥモロー。予想勝率19%は(1)ダイワメジャーと1%差だが、同じく18%で並ぶ(12)コンゴウリキシオーが『ダビジェネ』の本命。結局(1)ダイワメジャーは筆頭推奨の印が取れず、総合4番手となってしまった。
基本三つ巴かと思いきや、そこに割り込んできたのは底を見せかけて更に成長した(8)アグネスアーク。毎日王冠は(3)から(12)(8)(4)(9)へ流し、(8)(12)を押さえた5点で。
京都メーンの大賞典は(3)ポップロックが『カツラギ』本命27%であるものの、印の数では19%(6)インティライミがそれを逆転。こちらも朝日CC組、先のブライトトゥモローよりも一枚上の競馬をした馬だけに興味深い。こちらは(6)から(1)(2)(10)(5)(7)への結論となる。
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