今年のNHKマイルカップは同レース始まって以来最大の混戦か。こういった混戦がハイレベルであることはごく少なく、これはG1として残念なことと言わざるを得ない。馬券的にも大変難しいところだろう。
しかし驚いたことに、予想ソフトの評価はただ1頭にのみ集中した。『ダビジェネ』『カツラギ』など、約8割のソフトが本命(10)ローレルゲレイロで一致したのだ。昨夏から重賞での連続好走に加え、皐月賞最先着。とは言え、1勝馬がこれほどまでに評価されるとは。
『カツラギ』の示す予想勝率は19%で、率自体は16%(6)イクスキューズ、12%(16)シャドウストライプや10%(1)アサクサキングスなどと比べても大差はないところ。この辺りの評価は妥当なところと考えてもいいだろう。
皐月賞で初めて崩れたとは言え、着差を見れば勝ち馬と1馬身半程度。連軸としての信頼はまだ失っていないということだろうか。NHKマイルカップは(14)ピンクカメオや(9)ワールドハンターを穴馬とし、(10)から(5)(16)(6)(14)(9)へ流す結論となる。
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