2歳夏以降、半年ぶりに牡馬が出走できる3歳スプリント重賞となるファルコンS。しかも3歳戦としてはこれが最初で最後。この後のスプリント重賞は3ヵ月後、古馬に混じっての戦いとなる。
つまりはここが3歳スプリントの頂上決戦。近年マイル路線は整備が進んできたものの、まだ番組編成上マイルとスプリントは別物だという意識はないのだろうか。昨年の同レース上位馬もその後距離を延ばして失脚しており、これでは優秀なスプリンターの早期台頭は難しいと思えてしまう。
そういった背景を持つファルコンSだが、予想ソフトの評価は完全に2頭に集中した。『カツラギ』本命、予想勝率30%の(12)ダノンムローと、『ダビジェネ』『C−Lex』本命、同21%の(4)アドマイヤホクトである。
対抗格も含めての話となると若干リードするのは(4)アドマイヤホクトであり、どちらにしろここは牡馬が待たされた鬱憤を晴らしたいところ。一応3番手は大きく離された9%(8)ワールドハンター以下横一線で、ファルコンSは(4)から(12)(11)(1)(2)(9)への結論としたい。
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