一ヶ月前の朝日杯FSと同じ距離で施行される新春3歳のシンザン記念。同距離G1での好走馬は、当然ここでも同様の走りが期待されるところであろう。ましてやこれまで崩れたことのない(5)ローレルゲレイロなら尚更か。
血統的に好走しても人気になりにくい同馬は、馬券作戦としては積極的に狙うべきタイプの馬。究極の的中率予想は人気順なのだが、全レースを人気順に買っていても絶対に儲けは出ない。つまり馬券に於ける回収率とは“人気と結果の不整合”を探す作業である。
とは言え、不整合を探すより以前に、勝負になる馬を探し出すことが先決。これを完全に分けて考える作業、的中率と回収率はある程度反比例するものだけに難しい。
大前提としてシンザン記念は『カツラギ』『ダビジェネ』など、多くの予想ソフトが本命(8)ダイワスカーレットで一致。予想勝率44%、結論としてシンザン記念は(8)から(7)(2)(4)(10)(3)へ。これがオッズに見合うと思えば買い、見合わないと思えば買わない。その判断次第で馬券回収率は劇的に変わるものなのだ。
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