どの馬が勝つかということよりも、(8)ディープインパクトのレース振りばかりが気になるであろう今回の宝塚記念。春競馬の総決算にして同馬の海外壮行戦。唯一後塵を拝したハーツクライとの再戦が適わなかったのは残念だが、願わくは国内最強を強烈にアピールしてからの旅立ちとなってほしいものだ。
予想ソフトの本命一覧を見ていくと、やはり(8)ディープインパクトの名前がズラリと並ぶのだが、主要ソフトでは唯一『ダビジェネ』がこれを押さえて(1)リンカーンを推奨。これは展開面からの優位性が、(8)ディープインパクトを僅かに上回った形だろう。
しかしながら『カツラギ』予想勝率で比較する両馬は53%対18%。前走の天皇賞が42%対21%、むしろその時よりも評価の差が開いている点に注目。そして53%の予想勝率は菊花賞時の55%にも匹敵する、G1としては考えられないほどのハイアベレージであることも付け加えておこうか。
戦績はともかく出走馬全体のレベルも低くはなく、つまり2番手以降は実力差なしの穴気配。宝塚記念は(8)から(9)(10)(13)(7)(11)へ流してみたい。
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