無敗の三冠馬による古馬制圧の狼煙。G2阪神大賞典を圧勝した(7)ディープインパクトが満を持して春の天皇賞に臨む。能力的な面からは、予想勝率42%。『カツラギ』『C−Lex』『馬券博士』などが当然のように同馬を本命推奨し、あえて嫌うような要素は見当たらない。
しかし予想勝率42%は、55%だった菊花賞や58%だった阪神大賞典よりも若干低めの数値となっており、『カツラギ』は(11)リンカーンが勝つ可能性も21%ほど示唆。考えてみると、5回に1回は(11)リンカーンが先着するだろういう計算か。
そして『ダビジェネ』は阪神大賞典2着の(5)トウカイトリックを(7)ディープインパクトより上に持ってきており、同馬を対抗に挙げるソフトも多数。“負けられない馬”ではあれど“負けるはずのない馬”ではない、微妙な立場の(7)ディープインパクトが見えてくる。
オッズほどは抜けていない。予想ソフトの結論はそういった形になるのだが、それでも可能性、確率の話で言うならやはり(7)ディープインパクト。春の天皇賞は(7)から(5)(15)(12)(17)(8)へ、前残り期待の結論としたい。
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