第99回の京都記念には、昨年クラシックで常に好走してきた(1)シックスセンスが登場。香港の国際G1でも2着、鞍上に武豊騎手を配して臨むこのG2は、今度こそ2勝目の期待がかかるところだう。
予想ソフトの本命も約7割がこの馬に集中し、『カツラギ』『C−Lex』の推奨も予想勝率41%。これに続く(3)デルタブルースや(4)シルクフェイマス、(9)ヴィータローザらが10%ソコソコであるのに対し、この高率は特筆すべきだろう。
しかしながら問題は昨秋から取り沙汰されていた現4歳世代のレベルだろうか。昨夏から8ヶ月が経過するのだが、芝マイル以上の重賞で勝ちきった4歳馬は年明けのビッグプラネットとアドマイヤフジの2頭のみ。これはあまりにも淋しい現実か。
そういった観点からも、このレースの(1)シックスセンスには注目だろう。世代内では条件に左右されずに好走してきた馬が、相手関係が大幅に軽くなるはずのここでどういった結果を残すのか。京都記念は(1)シックスセンスから(4)(3)(9)(10)(5)へ。あらゆる意味で4歳世代の今後を占う一戦となりそうだ。
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