季節はいよいよ師走に移ろい、冬の風物詩となるステイヤーズS。秋の競馬もお祭り騒ぎのジャパンカップを終え、ここからは厳かに重厚に、静かに年末の大一番を待つことになろう。
できれば最強古馬がJCを制した状態で、三冠馬との初対決という構図になってほしかった。負ける姿がちょっと想像できない馬同士が、年末の大一番で対戦。これ以上に競馬が盛り上がる場面があるだろうか?
そういった意味ではまだ有馬記念にも間に合うステイヤーズS、ここから伏兵として期待されるのは昨年の菊花賞上位組だろう。しかしその菊花賞1、2着馬が低迷を続け、ここで再び顔を合わせるというのも少々寂しい話でもある。
とは言え、予想ソフトの本命評価は八割方本命(6)デルタブルースで一致。予想勝率29%の同馬に、28%(2)エルノヴァと18%(1)サクラセンチュリー、11%(3)ホオキパウェーブが続く形となっている。
『ダビジェネ』など天皇賞を圧勝した(5)イングランディーレを推す声もあるが、その声も大きくは共鳴ぜす3番手止まり。ステイヤーズSは(6)から(1)(5)(4)(11)(8)への結論となる。
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