いよいよ無敗の二冠馬の始動。無敗の三冠のみならず、歴史的な馬の誕生が期待される(9)ディープインパクトにとって、この神戸新聞杯は単なる通過点なのかも知れない。目指すは菊花賞でも古馬との対戦でもなく、遥か先を考えさせられるその存在は競馬界の至宝とも言うべきものだろう。
予想ソフトの評価は言うまでもなく(9)ディープインパクト一色。G1の皐月賞やダービーとは同列には比べられないのだが、同じトライアルという観点から比較対象は弥生賞。当時の予想勝率50%を超える51%を『カツラギ』は提示してきた。これを物足りないと考えるかどうかは各人判断の分かれるところだうが、重賞で50%超は滅多に見られない数値であることだけは間違いない。
『カツラギ』の2番手には(5)ローゼンクロイツと(6)アドマイヤジャパン、(4)ストーミーカフェが11%で並び、残る9頭はすべて3%以下。穴狙いは『Queen』推奨の(7)テイエムと(11)トーセンに任せ、神戸新聞杯は(9)から(4)(6)(5)(7)(11)へ。恐らく初経験となる速い流れ。磐石ではなく、それをどうこなすかが見どころにはなりそうだ。
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