小倉メーン10Rの阿蘇ステークス、このレースの注目馬は芝からダートに替わり、未勝利から一気に3連勝の(12)サンライズバッカスか。その内容はたしかに圧巻、下級条件では能力が違うとしか言いようがなく、ダート適性に関しては図抜けたものを持っているようである。
しかしここは連勝馬にとってひとつの壁となる舞台。確かな能力を持っていても、いきなり古馬のオープンで通用する馬はごく稀だということを競馬ファンの多くは痛感しているはずである。
たとえハンデ戦であってもそれは変わらない。予想ソフトの評価は『カツラギ』『馬券博士』推奨の(10)メイショウオキナに集中し、その予想勝率は20%ながら、これが不動の首位という評価になった。
他のソフトも『C−Lex』は(3)ワンダーハーブ、『RacingWorld』は(5)ゼンノストライカーを筆頭推奨するなど、(12)サンライズバッカスの評価はまったく上がらず。阿蘇ステークスは(10)メイショウオキナから(5)(3)(1)(4)(2)へ、これだけの能力をもってしても、クラスの壁を打破するのは容易なことではないという結論になる。
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