前走、若駒Sで4年前のアグネスタキオンを彷彿させる走りを見せた(10)ディープインパクトが弥生賞に出走。無論、予想ソフトの本命票は9割以上がこの馬であり、同馬の評価は集計するまでもなく最上位。今回は同時期のアグネスタキオンとの比較を中心に書いてみる方が面白いだろう。
まずアグネスタキオンの『カツラギ』予想勝率は、弥生賞が43%で皐月賞が32%。対して(10)ディープインパクトの今回予想勝率は50%。この予想勝率は相手関係も絡んでくるものだけに一概には言えないが、出走他馬に対するアドバンテージは(10)ディープの方に分があると考えることができる。
ならば純粋に指数だけを比較した場合はどうだろう。アグネスタキオンの弥生賞時の『カツラギ』指数は55だった。今回のレースで言えば(1)アドマイヤジャパンが54、(7)マイネルレコルトが53と、これに近い数値。
過去の弥生賞を振り返るとフジキセキが54、スペシャルウィークが56、フサイチゼノンが53といったところ。それらと比較し、今回の(10)ディープインパクトは驚異の58。弥生賞は(10)から(7)(1)(8)(3)(6)へ、この馬こそが真の最強と考えられる。
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