JC上位組の再戦に、凱旋門賞帰りの(9)タップダンスシチーと武豊騎手騎乗の(8)ダイタクバートラムがどう絡むかといった構図の有馬記念。しかし前日オッズを見ると、(1)ゼンノロブロイが1頭だけ抜けた期待を集めることになりそうだ。
数年前までは絶対に実現不可能と言われ、今もなおテイエムオペラオー1頭しか達成できていない秋の古馬G13連覇。昨年一昨年とシンボリクリスエスも達成できなかったこの偉業、確かに達成できそうな勢いが今の(1)ゼンノロブロイにはある。
予想ソフトの評価もそれに疑問符を投げかけるものではない。『馬券博士』や『ダビジェネ』など、主だった使用ソフトは皆この馬を中心に考えており、『カツラギ』表記の予想勝率は47%。2番手(15)アドマイヤドンは17%、3番手(8)ダイタクバートラムが10%という現状、軸不動と考える以外には無いだろう。
全体で2番目の評価を得たのは、少々意外なところで(14)コイントス。同馬は『C−Lex』の推奨馬であり、超堅実馬の叩き3走目。有馬記念は(1)から(14)(4)(13)(11)(2)を結論として、2004年を締めくくることになる。
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