1975年に日本最長距離S(中山芝4000m)が廃止されて以来、30年近くもJRA平地最長距離競走の座を保ち続けているステイヤーズS。前述最長距離Sの廃止理由は“出走頭数減少のため”だったのだが、このステイヤーズSは毎年平均11頭前後を確保している。
近年ではメジロブライトやテイエムオペラオーがここをステップにスターホースへと躍進。G1連戦週の谷間という厳しい施行条件ではあるが、決して窓際重賞とは言えない重みがここにはある。
今回のステイヤーズS、そういった新鋭として期待されるのが(14)メイショウカチドキだろう。しかしながら予想ソフトの本命票はひとつも得られず、これは総合3番手。首位の座はメンバー中最高齢の(7)ダイタクバートラムと(10)ハッピールックによって争われることとなった。
中でも注目は予想勝率37%を記録した(10)ハッピールックか。これを25%(7)ダイタクバートラムと18%(14)メイショウカチドキが追走し、残る11頭はすべて5%以下という『カツラギ』予想。ステイヤーズSは(10)から(7)(14)(3)(1)(12)に流してみたい。
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