単勝10倍前後の位置に半数以上の出走馬がひしめき合い、尋常ならざるレベルの混戦を予感させる秋の天皇賞。前日オッズからは僅かに(13)ゼンノロブロイが抜け出しそうな雰囲気だが、これとて1年以上勝ち星から遠ざかっているG1未勝利馬。この人気は信頼に足るものなのだろうか。
そういった視点から予想ソフトの印一覧を眺める作業に入ったのだが、これが逆の意味で驚くべき結果となった。抜群の的中率を持つ『カツラギ』が、予想勝率11%の(16)リンカーンや10%(2)テレグノシスを大きく突き放し、(13)ゼンノロブロイの予想勝率を43%と算出してきたのだ。
古馬G1でこの数値は、前例がないわけではないが数年に1度しか見られない超高率。『馬券博士』『ダビジェネ』に『RacingWorld』など(13)ゼンノロブロイ本命に賛同するソフトも数多く、オッズに換算するなら単勝2倍を切って当然とも言えるほどの高評価となった。
予想ソフトとしての評価はオッズ以上に(13)ゼンノロブロイが断然。秋の天皇賞は(13)から(2)(9)(8)(14)(1)に流す結論としてみたい。
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