オープン勝ちの2頭を差し置いて、圧倒的な人気に支持される函館2歳Sの(15)ディープサマー。デビュー戦の勝ち時計は平凡なものなのだが、同日同場他レースの時計と比較すると、その優秀さが浮き彫りに。
予想ソフトの予想ロジックは基本的にタイム比較を主としたものが多いと思われるが、もちろんそれは単純な比較ではない。馬場差を考慮して補正した、いわゆるスピード指数と呼ばれるものだ。
(15)ディープサマーの持ち時計は芝1200m経験馬中最低、14番目のものでしかないのだが、やはりどのソフトもそういた馬場差を考慮しているのだろうと改めて考えさせられる予想結果を出してきた。
『ダビジェネ』を除く、すべての主要ソフトが最上位に(15)ディープサマーの名前を挙げてきたのだ。特に『カツラギ』の予想勝率74%は圧巻、単勝オッズに換算すると1.3倍にも匹敵する、稀にみる高率である。
『ダビジェネ』の本命は(13)カシマフラワーで、『カツラギ』もこの馬を9%の2番手に挙げている辺りにも注目。函館2歳Sは(15)から(13)を本線に、(9)(2)(1)(11)への結論としたい。
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