桜花賞トライアルのチューリップ賞には2歳女王の(15)ヤマニンシュクルが登場。夏の北海道で2勝後、札幌2歳Sを3着。そして暮れのG1阪神JFを快勝し、年明け緒戦にこのチューリップ賞という戦績は3年前のテイエムオーシャンを彷彿させるものがある。
しかしながら、その2歳女王よりも人気を集めそうなのが、驚異の末脚で衆目を集める(13)スイープトウショウか。予想ソフトの評価も閑古鳥が鳴く(15)ヤマニンシュクルとは対照的に、(13)スイープトウショウの一極集中という形となるようだ。
同馬を本命とするソフトは、『カツラギ』や『C−Lex』を筆頭に約9割。『カツラギ』の示す予想勝率は30%で、(15)ヤマニンは(10)メイショウオスカルに2番手の座も奪われての総合3番手。前走同コースのG1を勝った馬としては異例の低評価となってしまった。
全体的に見て、人気よりも予想ソフトの評価が高くなりそうな馬は(10)メイショウも含めた前走エルフィンSの組。(15)ヤマニンの評価が低い以上、牝馬で唯一それに先着したという(2)アズマサンダースの評価も上がらず、こちらは6番手まで。チューリップ賞は(13)から(10)(1)(4)(9)(11)への結論となる。
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