オッズ的中心馬が存在せず、混迷を極める今年のマイルチャンピオンシップ。セールスポイントとウィークポイントの混在する出走各馬の情勢は、いい意味で緊張感のあるレースが期待できそうだ。
そういった中、『ダビジェネ』『カツラギ』の両予想ソフトが本命に取り上げたのは予想勝率16%の(10)バランスオブゲーム。G2では安定した強さを見せている同馬が、持ち前の器用さを武器に約2年ぶりのマイル戦で新味を見せるか。
『カツラギ』の2番手は15%の(18)ファインモーション。3番手以降はすべて10%に満たない予想勝率となっており、9%(5)スペシャルカルドゥーンに(7)マグナーテン、8%(2)サイドワインダーや(12)トゥスールなど横一線。競走データのない2頭外国馬がオッズ以上に評価されているのは騎手データの影響かも知れない。
『DQ』は(13)ミレニアムバイオを推し、『C−Lex』は(2)サイドワインダーを最上位とするなど、全体としては人気上位数頭が順当に評価される形。こうなると穴系予想ソフトの食い込む余地は少なく、マイルCSは(10)から(13)(18)(5)(11)(16)への結論となる。
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