クラシック路線に乗る為にも重要な一戦であるアーリントンカップ。おそらく一番人気はキンシャノキセキか?しかしながら敵地(関西圏)の若駒の層は非常に厚い。これは今や言うまでもない競馬の常識とも思える。確かに勝ち方に非凡なセンスも伺え、アドマイヤカリブとの比較からもココは「勝ち」を十分に意識出来る馬ではある。
しかし関西圏で行われる若駒の重賞にて人気になる関東馬の好走確率は決して高くはない。そんな事も考慮しココは評価を一枚落として考えたい。もう一頭さらに嫌いたい馬としてゴウゴウキリシマをあげたい。本来、マイルは逃げ・先行馬にはキツイ流れ、ましてやレベルが上がるごとにその傾向は一段と強くなる。今回は後ろに人気を背負う名手(武豊・福永・ペリエ)が揃い踏み、マークは必然的に厳しくなるはずで、ましてやマイルの距離で連勝となると・・・。
結論、◎ステキシンスケクン。決め手に欠けるロジック、折り合いに不安を残すイースターのシンザン記念組よりも断然マイルに魅力を感じる。おそらく今回は初距離を意識して逃げることはないと考えている。前走後にペリエがもう少し距離があった方がいい、と談話を残しているためだ。関東への遠征(アドマイヤカリブに惜敗)も経験し、ここはマイルの距離で一皮向けた新たな一面(先行抜け出し)に期待してみたい。さらに前走の時計(1600万条件に匹敵)からも開幕週の馬場がなんとも合いそうな馬でもある。
阪神11R アーリントンカップ
◎ 9 ステキシンスケクン
(選択券種) 単 ・ 馬連 ・ 馬単
(相手取捨) 前走勝ち馬を警戒
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