2005オーラスを飾るグランプリ有馬記念。史上初無敗でこのまま有馬記念をも制してしまうのか?初の古馬との手合わせ、レースで見え隠れする幼さを残す気性。若干の不安要素は少なからず存在はしている。それでもディープが勝つのであればサラッと後に尾を引くこともないであろう。
選択肢はそもそもない。というわけでディープの脆さ?を嫌うこととしたい。本命は古馬歴戦の雄・リンカーンだ。一昨年の有馬記念を本調子に無い状態でいながらシンボリクリスエスの2着。のちに数々のG1を参戦しながら3着が最高。意外と適性は分かりやすい馬のように思える。2000〜2200mでは距離不足、3000〜3200mでは若干距離が長い。そして左回りでは走らない。つまり右回りの2400〜2500mがこの馬のベストな条件(G2戦や一昨年の有馬記念でも証明)
不運なことに適性の幅が狭いリンカーンにとって右回りの2400〜2500mのG1の舞台はこの有馬記念をおいて存在していない。そして今回は一昨年とは馬のデキも違う。裏づけをするように前走のJCで左回りの東京コースをも克服している。未完の大器と騒がれながら時が経過し、ようやく・やっと訪れたのが今回の有馬記念の舞台。
繰り返すがリンカーンの過去の戦歴は適性の幅(許容範囲)が他馬に比べて極端に狭いという結果と判断できる。今までの戦歴からもう狙えない・・・ではなく今までの戦歴を理解することで「今回のみ狙いが立つ」という主観を抱くことが出来るのだ。
三冠馬に対して「相手」という表現を使う以上他に相手を設ける必要もない。ズバリ願わくば一騎打ち。まぁそんなんが私のファイナルグランプリの些細な夢馬券でしょうか?それでは2005年皆様のファイナルチャレンジが福多きものとなりますように・・・・Good−Luck!
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◎14 リンカーン
○ 6 ディープインパクト
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