ちょっと調べてみた。ゼンノロブロイの調整過程の比について・・・。前走の天皇賞時の直前調教は肉眼では明らかに好状態と伺わせる動きであった。但しそれは直前でのもので、その過程は俗に言う藤沢流ではなかった。天皇賞時は出走に向け40日も前から念入りに厩舎にて調整を進めていた。休養明け馬を即刻、レースへと送り出す藤沢流の出走体制は何故か前走時のゼンノロブロイには・・・。調教での早い時計の計時も後手後手に回り、直前間もない時期にようやく出し始めている。考えられる事は1つだけであろう。「遠征の疲れ」が馬にあり、調整が大幅に遅れていたものだ。自厩舎にめずらしく早くから入厩・滞在させ手元で念入りに・・・・と思われていた天皇賞時の調整具合は実は陣営にとって大誤算のものであったはず。そんな事が今になり・・・。但し今年は昨年とは若干違う。古馬最強馬がまさしく最強馬として挑む王道VOL2のステージ「ジャパンカップ」なのだ。日本の代表として抜かりは許されないはず(調整にも) 時として寒さが心地いい瞬間というものもある。そんな気分にさえさせてくれる「古馬最強馬の走り」であってほしい。相手は願望も少々入るが、ヘヴンリーロマンスとしたい。あの並外れた勝負根性は知ってる歴代牝馬の中でも随一だと思う。天皇賞は底力でもぎ取った盾だと今でも思うしね。まぁそんな感じで。
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◎ 8 ゼンノロブロイ
○10 ヘヴンリーロマンス
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