自身の本命馬が抜けた断然人気の馬に土をつけるってなんとも快感このゆえないこと。武蔵野S確信の◎サンライズバッカスのことである。(かなり自信あったんです)あー気分いい!
天皇賞・・・古馬最強ゼンノロブロイから入るべきか?同じ休み明けだった宝塚記念時の直前調教との比較から、明らかにデキが違う。当時は走行時の首の上下動が激しく映ったが今回は実にスムーズな「静のフットワーク」昨秋に見た好調時のゼンノロブロイの姿だ。併せ馬を後ろから追走しながら、捕らえる際に加速する一瞬のスピード感というものが前回との比ではない。そもそも暮れの有馬記念を勝って六ヶ月の休養を挟んでぶっつけで宝塚を勝つなどというローテはいかに馬が強くともその可能性は限りなくゼロに近い。カリスマ調教師はシンボリクリスエスでもなしえなかったこの変則ローテに拘り、今年の宝塚記念においてゼンノロブロイにそのリベンジを託した・・・結果3着。つまりは負けるべくして敗れたレース・・・ただそれだけの事と割り切れる。よって今回の好走は極めて堅い。が、本命はスィープトウショウだ。宝塚記念はタップダンスシチーを視野に有力どころが早目に動かざるおえないレース。そして早めに仕掛けたリンカーンとゼンノロブロイが直線で脚をなくし差し込まれたレース。2着のハーツクライは完全に後方待機の漁夫の利。しかし勝ったスィープトウショウは仕掛けを遅らせ動き出し、直線で「凌ぎ合い」を制した馬なのだ。「休養明け凡走から2戦目」は秋華賞1着、安田記念2着と完全なる叩き良化型であることに疑う余地もない。ましてや過去最高体重で古馬なみの57キロを背負ってのスローペース毎日王冠(最悪の条件)の試走こそが本番へと繋がる絶好の叩き台であったはず。天皇賞の好走条件として一番重要視している「凌げる馬」という観点からも、既に牝馬の歴史を塗り替えているスィープトウショウが舞台の勝ち馬として一番良く似合う。
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◎14 スィープトウショウ
○13 ゼンノロブロイ
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