2歳重賞をもって夏開催も終了という何とも粋な計らいかと。望むは来春クラシックへと繋がる候補生の誕生。新潟、小倉共に今年の顔ぶれに候補生は果たして存在しているのか?とは言うものの顔ぶれは寂しい限り・・・。
そう感じてしまうのも無理はない。次開催の新馬戦の方に奥を感じさせる馬がソコソコ居るからである。個人的には夏の期間で入念な仕上げを施し、秋デビューという新馬の基本パターンが何とも好みなのである。
サラブレットの肉体は消耗品である。たとえ休養を取り入れたにしても、体や脚そして機能は元には戻れない。たった一度のレースでの消耗が「今後」の明暗を分けることにさえなる。人間とは違う。サラブレットにリセットはない。だから魅せられるのであろう。
たった一度限りの馬のベストパフォーマンスを鮮明に覚えてあげていたい。美しいリピートの効かない走りとして・・・。
夏に鍛えられた体は強靭と化する。筋肉や心肺機能の差というものは、あまりにもレースにおいてアドバンテージが大きい。そんな、暑い夏に懸命に励んだ馬達のファイナルステージの場に、本日は馬券をもって真剣にエールを送ってあげたい
難解な2歳戦ゆえ、今日は戦略を変えよう。好調教馬に照準を合わせた必殺の単・複3本立て馬券にて、夏競馬最後の地へと攻め入りたいと思う!
新潟11R 新潟2歳S
@アンバージャック(単・複)
坂路での気配のよさが際立っていた。強靭な脚力を感じさせる走りが魅力。
Aメジロモデラート(単・複)
前走時にも触れたが父・スペシャルウィークによく似た走りと気配。馬体も魅力。
Bタイセイハニー(単・複)
単走に余力さえ感じ、状態は太鼓判。走りのリズムがなんともいい。
小倉10R 小倉2歳S
@トーホウアモーレ(単・複)
ダートでの併せにて余裕の先着。余力充満の気配の良さに目を奪われる。
Aエムエスワールド(単・複)
CWにて朝もやの中を単走で終始抜群の手ごたえで走りきる。その姿に好感触。
Bシアトルバローズ(単・複)
CWでの併せにて大差先着。静のアクションに秘めたる潜在能力を感じる。
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