函館最終週。あきらかに言えるのは今の函館、開幕週の馬場ではないということ。人気はアドマイヤカリブ、チアズガディス共に開幕当初の馬場にて好タイム勝ちした馬達だ。このレース、そんな「現状との馬場差」を攻略の糸口と考えよう。
土曜日の函館11R八雲特別(1000万下)でのサクラプログレスの勝ち時計が1分10秒3だった。あきらかに時計を要している函館芝の現状が伺える。では最も近況に行われた2歳戦OPラベンダー賞はというと1分10秒9にてモエレジーニアスが勝ち上がっている。しかも新馬を勝ち上がっている馬達のレースでだ。
絞ろう・現状の時計を要す函館芝に最も適性を伺える馬を。まずはラベンダー賞を勝ったモエレジーニアスは既に及第点?ということか。さらに比較考慮しなければならないのは3頭いるダートでの勝ち上がり馬である。しかし揃って逃げ脚質にて、前走での上がり時計も要しているワンペース志向の馬達だ。単純に狙えないという気にもなるが。
かといってモエレジーニアスでも何故かイマイチ落ち着けない。なにか「価値」を見出す比較材料に乏しい。原点に戻ろう。所詮、適性も何もほとんどあったもんじゃない2歳戦ゆえ『走れる可能性』を辿ることに絞り込もう。
約2ヶ月前に今と違う馬場ではあるが同舞台での好時計を持つ人気馬(アドマイヤカリブ、チアズガディス)そして直前の同舞台を実際に制したが力の比較対照?(モエレジーニアス)この両者がこのレースでの人気を構成している。走っても何らおかしくはない馬ではある。しかし必要以上に死角も・・・。こんなケースではリスクは避けたい。単純な「人気の裏」にこそ真が潜むケースが多いパターンだ。
◎ディープアイとする。確かに前走からも狙いの根拠は立ちにくい馬だ。買いの根拠は2つある。1つは前走ダートからのステップであるということ。これはこのレースでの「第3勢力的な馬」であり前走ダートからのステップ馬(3頭該当)ということで嫌われがちになっているということ。しかしこの馬の場合はあきらかに違うのだよ。むしろ初戦のダート戦は運よく勝てた前座レースみたいなもんで・・・。
2つ目が函館芝コースでの本調教だ。芝1200mの新馬を勝った同厩のグレートキャンドルとの併せ馬が実質併せにならなかった。並ぶ間もなく同馬が一瞬でスッ飛んでった為だ。しかも今の函館芝コースでの実質最終追い切りでのことだ。
「芝だからもっと走れる」が相応しい。しかもここは2歳戦。セオリーどおりに『可能性』に裏付け?(後押し)を持つ◎ディープインパクト、すまん◎ディープアイでいけるとみている。なんせあの本馬場調教はホント・スゲェーかった!
函館9R函館2歳S
◎ Gディープアイ
○ Jアドマイヤカリブ
▲ Eチアズガディス
△ Bモエレジーニアス
△ Dラララウィンパル
新潟5R新馬戦
◎メジロモデラート から
スペシャルウィークに類似牝馬 。調教も素晴らしく勝ち方を拝見したいって感じ。かなりのスケールがあり、調教に採点があるならばパーフェクトに近いほど。どんな走りをレースでするか必見。楽しみだねー!
小倉10R北九州短距離S
◎ヒューマ から
ずっと調教がいんだよね。ハンデ戦で3度目騎乗の安勝の手腕に期待したい。このあいだのレースは完全に消化不良。別にオープンでも勝負出来る力量馬だし。今回こそが順番かも。
○マルカキセキ
▲スウィートエルフ
△ゴールデンキャスト
△カネトシディザイア
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