ちょっと思惑がハズレたなぁ。予想外にダイワメジャーの人気支持率があったねぇ。なんか買いにくい1番人気って皆感じてたハズでしょ?当方も同じくではあったが実はソコがミソ。「人と同じ」ではダメだよ。「買いにくい」というところに妙味がある訳で、実際「買いきる」「チョイス」することが出来るか?出来ないか?が『馬券センス』って事だと思うんだけど。
人気になるコノ手の馬って結構たくさんいるんだよ。その度にソノ馬を嫌ってくれるような方々がたくさん居るというのは、当方とてなんとも心強いかぎりで・・・。でもコラムなんてやってると、ユニークな論理的思考、発想のもとに考えを組み立てて、それでいて結論では「常識を外す結果」へと結びつけるって結構大変なんだよねぇ。目指してはいるんだけど。(馬券買うだけとちゃうし!)今回で言うと実際買いにくい1番人気のダイワメジャーという事が「常識」であるならば、その馬を買いきる事が「常識を外す結果」って感じなのかなぁ?(勿論買いの根拠は必須だよ)
まぁ自分のコラムで人気馬を斬る際には、それなりの論的根拠と物理的な根拠が共に共存しない限り「レースでこない」とは言いませんけどねぇ。それで来ちゃったら最悪だしコラムの主旨としても避けたい。
やっとこさ・・・関屋記念の回顧といこう!
サイドワインダーやっぱしぃー。って感じ。やっぱし強えぇや!久しぶりの「外からの祐一」って騎乗も見れたし。ハマったというよりも力の違いを感じさせたね。勝って当然のレースでした。◎ダイワメジャーの2着の敗因はやっぱ気性だと思う。直線でムチ入れては寄れて、そしてソラ使って走ってたし。あと100mの地点でまた伸び出したあたりに余力もあったと感じたんだけどね。真っ直ぐに走れていたら結果は勝ってたと思う。
悔やまれるのは大外枠のニューベリーだよ。調教メチャクチャ走ってたからひょっとして・・・なんて思ってたんだけど。枠が内寄りだったら際どかったかもねぇ。
でもこのレースにて状態に不安無しという事を前提に出走できていたなら勝ち馬はかなりの確率で『ケイアイガード』であったと思っている。ニューベリーとの比較からも、そして歴戦を物語る馬柱からも立証されてると・・・。何せ今の新潟コース、サイドワインダーが勝つには勝ったが、要求されているのは「斬れ」ではなくスピードの持続力。そんな馬が居なかったからサイドワインダーの「斬れ」が優ったって感じ。そんな観点からもケイアイガードがハマってたんだけどねぇ。
ケイアイガードの前走からの熱発の影響だけがなんとも悔やまれる。この馬の立て直し効果を調教にて追うことにしよう。
最後にダイワメジャーの不適正な部分に触れておこう。ズバリ直線の長いコースが不向きということに尽きる。おそらく東京、京都、新潟では能力半減であろうと推測出来る。よって今後マイルのG1は勝てないんだろうね。今日の「2着」は底力と相手関係という部分のみであろう。今後のレースの選択が難しくなったなぁというのが感想でーす。
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